「実家の相続を放棄したい理由」に関すること

1. はじめに

Facebookを見ていて、気になる記事を見つけました。

私個人も実家の相続については、色々と考えた記憶があります。

相続放棄には至りませんでした。

2.実家の相続を「希望する・希望しない」の問いについて

希望しないという場合、相続放棄が思いつきます。相続を知った時から3ヶ月以内という制約の中で、

判断をしないとなりません。

短絡的に「希望しない」という選択はしにくいと思います。

相続を放棄したい理由に触れてられていました。

3.「実家を相続を放棄したい理由」について

<1位> 相続・相続後にコストがかかる

相続税の問題、その後の維持費などがかかり損をしてしまうという危惧があるようです。

生前に親子の会話をすることが必要ですね。

<2位> 資産価値がない

「立地条件が悪い」「古い」など売れないのではないか?という不安がありますね。

私もそうでした。

<3位> 管理が難しい

住むわけではないという点で、既にお住まいがある方には管理は難しいと思われます。

4.「実家の相続について誰かに相談した」について

<1位> 親

<2位> 兄弟姉妹

<3位> 配偶者

<4位> 親戚(法廷相続人を除く)

<5位> 士業

私は、親と兄弟姉妹に相談しましたね。生前、親からも言われていました。

その分、処分については、抵抗は少なかった記憶があります。

5.「相続について相談した理由」について

<1位> 自分の移行を伝えておきたい

<2位> 両親が高齢になってきた

<3位> もしもの時に備えておきたい

<4位> 家族・親族が亡くなった

<5位> 一人では決められない

上記のケースに該当しない場合というのは、きっかけがないというところなのでしょう。

子から親に相続を持ち掛けるには、抵抗があるように感じます。

仲が良くないというケースも当然、あるでしょう。

しかし、両親が亡くなった場合の法定相続人は誰なのか?遺産がどれくらいなのか?

は事前に調査することを私は勧めております。(個人的な見解です)

6. 参考

介護ポストセブン 2024/7/5(金)16:10配信

「実家の相続を放棄したい理由」ランキング「1位はコスト問題」後悔しない相続のためにしておくことを専門家が考察

関連商品

  1. 『おひとりさまの遺言有無を確認する実務ガイド ― 調査・手続・複数遺言の取り扱いは?』20250920時点(24)

    今回は、おひとりさまの遺言有無を確認する実務ガイド ― 調査・手続・複数遺言の取り扱いという内容の記事となります。

  2. 『遺産分割の対象となる不動産や非上場株式の評価方法は?』20250621時点(21)

    非定期的に、「このような場合はどうなるの?」を実施しております。 今回は、第21回目となります。

  3. 『遺言書に書かれていることを絶対なのか?』20250208時点(16)

    非定期的に、「このような場合はどうなるの?」を実施しております。 今回は、第16回目となります。

  4. 『遺産分割協議中に相続人が亡くなった』20240720時点(4)

    非定期的に、「このような場合はどうなるの?」を実施していきたいと思います。 その第4回目となります。

  5. 『一部分割』の遺産分割協議書(文例)

    今回は、「一部分割したい場合の遺産分割協議書について」の記事となります。 記しているものは、あくまで文例となります。

  6. 数次相続に関すること

    今回は、「数次相続に関すること」の記事となります。

記事作成者


特定行政書士・海事代理士
米川 政志
千葉県行政書士会葛南支部
船橋市幹事

定期的に船橋商工会議所にて、遺言書作成や相続に関する無料講座を開催しています。

《所有資格》
・遺品整理士
・認定空き家再生診断士

ページ上部へ戻る