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(改訂)エンディングノートに書くこと
<2022.8.19の記事をリニューアルしました。>
※朱字部分が改定分となります。
生前にやっておく良いと思われるのは、「エンディングノート」を準備しておくことが一つとしてあります。
「エンディングノート」として、良いものが入手できます。
様々な工夫がされているので、まずとっかかりとなる項目を記載してみます。(一般的と思われるところです。)
遺された方にご自身の思いを繋げる一助となるものとして考えています。
◇自分自身の振り返り
・基本情報(名前、生年月日、住所、電話番号、FAX、携帯番号、メールアドレス、お勤め先、健康保険証、後期高齢者医療保険証、介護保険被保険者証、印鑑登録証、年金手帳・証書、パスポート、等)
他に、趣味・特技、学歴、職歴、所有する資格、今までの思い出(エピソードなど)、大切な方の連絡先
◇認知症・介護への準備について
・財産管理を希望する場合、方法(任意後見、法定後見、委任契約、大切な方への依頼、民事信託、等)
・介護を希望する場合、基本方針(自宅、施設、家族に任せる)
ケアマネジャー、
自宅介護(家族、プロのヘルパー)
施設(種類、詳細情報、費用)
介護してくれる方へ(服装、食べ物、過ごし方、してほしくないこと)
◇病気への準備について(医療)
・基本情報(身長・体重・血液型)
・アレルギーなどの注意点
・常用薬
・かかりつけの病院
・持病について
・病歴について
・終末期医療、延命治療について
・臓器提供、献体について
◇葬儀・お墓について
・葬儀の実施、形式、種類、場所
・葬儀の事前準備、葬儀のための費用
・葬儀についての要望(戒名、喪主、遺影、香典・供花、祭壇・飾りつけ、参列者へのメッセージ、参列者への会葬礼状、他)
・持っているお墓の状況
・お墓が無縁になる場合の対策(墓じまいなど)
・新たにお墓を持つ場合(種類、場所、承継者、等)
・お墓を持たない場合の希望(共同墓地による永代供養、散骨、手元供養、等)
・お墓の費用について(費用の捻出先、死後事務委任契約について)
◇財産、相続への準備について
・財産(不動産、預貯金、貸金庫、有価証券、未上場株式、口座引き落とし情報、クレジットカード支払い、重要な動産、貸付金、レンタル倉庫・トランクルーム、車両、等)
・保険(生命保険、その他の保険)
・年金(公的年金、私的年金)
・負債(借入金状況、ローン、保証債務)
・デジタル資産(携帯電話、パソコン、プロバイダ、ホームページ、ブログ、SNS、データ、等)
⇒ ユーザーID、パスワード、登録メールアドレス、クレジットカード登録有無、年会費有無など
・親族表
・遺言有無、遺言執行者
・ペット
並べるだけで、相当あります。地道な準備が必要なことが分かります。
加えて、定期的な見直しが重要ですね。
参考:「一番わかりやすいエンディングノート」リベラル社 監修 東 優(行政書士)
追加参考:「遺品整理士がこころをこめて作った簡単エンディングノート」(一般社団法人 遺品整理士認定協会)相続費用見積ガイド
⇒ 遺品として取り扱う「思い出の品」という項目も挙げています。
一般廃棄物として扱うことの出来ないものを判定する材料になります。
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