「公営墓地、合葬墓」に関すること

先日、Facebookの記事で気になるものを発見しました。

NHK千葉放送局 ちばWEB特集(2024年2月20日)より
樹木葬 納骨堂 新設相次ぐ 公営「合葬墓」20年で4倍に 東京 神奈川 埼玉 千葉
シリーズ「人生のしまい方 あなたは」
<参照URL>
ちばWEB特集

自治体アンケート

首都圏の公営墓地
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NHKは、1月から2月にかけて、首都圏の1都3県と、人口10万以上の市のあわせて97の自治体に、公営墓地についてのアンケート調査を行いました。
これらの自治体は52か所の公営墓地を設置していました。

合葬墓は4倍に増加
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これらの自治体の公営墓地で、複数の遺骨を合同で納める合葬墓と呼ばれる墓が、この20年間でどのぐらい増えたかを調べました。

2004年1月時点では、以下の9施設の合葬墓がありました。

20年後の2024年1月時点では、4倍の36施設に上っています。
36施設のうち9施設が樹木葬タイプ、27施設が納骨堂やモニュメントの石の下に共同納骨するタイプの合葬墓でした。

※今回は千葉県のみを抜粋

【千葉県内 10か所】
▼千葉市2(桜木霊園合葬墓、平和公園合葬式樹木葬墓地)
▼市川市1(市川市霊園合葬式墓地)
▼木更津市1(木更津市霊園合葬式墓地)
▼習志野市1(習志野市海浜霊園合葬式墓地)
▼市原市1(市原市海保墓園合葬墓)
▼八千代市1(八千代市営霊園合葬式墓地)
▼浦安市2(浦安市墓地公園合葬式墓地、浦安市墓地公園樹林墓地)
▼印西市1(印西霊園合葬式墓地)

この記事によると、この20年間で、合葬墓の新設や増設により、埋葬規模はおよそ38万人分増えていたそうです。
千葉県の内訳は、

▼千葉市42,400
▼木更津市1,710
▼習志野市8,000
▼市原市6,000
▼八千代市2,670
▼浦安市14,000
▼印西市1,980

合葬墓については、家族や親族が入る一般墓と比べて費用の負担が軽く、個人による管理も不要となるのが一般的の様子。
あまり、良い表現では無いように感じますが、自治体側としても、少ない面積の土地に、より多くの遺骨を納められる
効率の利点があるということのようです。

今後も増えていく様子です。

亡くなった方のご希望であれば、選択肢としては問題ないと感じます。
抽選なのでしょうか?
自分個人としましては、両親と同じ場所で良いかなとも考えています。
立派なお墓は管理が大変な勝手なイメージもあります。

終活に際して、考えるべきひとつなのかと感じた次第です。

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記事作成者


特定行政書士・海事代理士
米川 政志
千葉県行政書士会葛南支部
船橋市幹事

定期的に船橋商工会議所にて、遺言書作成や相続に関する無料講座を開催しています。

《所有資格》
・遺品整理士
・認定空き家再生診断士

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